60年前に取り違えられた赤ちゃん。

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60年も経ってから、なんて・・・。時間は取り戻せない。
ご両親もお亡くなりになっているというし、
家庭境遇もかなり違っているし。

本当の両親の元で育っていたらと言いながらも、育ての母に感謝し、
血の繋がらない兄の介護を今もしている男性。
記者会見での男性の話し方がなんとも温厚そうだったんです。
これから、20年は生きられるだろうから、
落ち着いたら実の弟達と温泉へ行きたいとか・・・。(涙)

それにしても、もう一人の間違われた人は?
なんだか存在が見えないし、と不思議に思ったのでした。
TVや新聞からだけでは理解出来ないことが多かったので、
ちょっと、ネットの旅に出てみました。

そのニュースから。
↓以下参考のため引用---------------------------
60年前に取り違えられた「人生」、本人が語った思い
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131127-00000065-jnn-soci
TBS系(JNN) 11月27日(水)20時40分配信
 「60年前、2人の赤ちゃんが取り違えられていた」。そんな信じられない事実が裁判で明らかになりました。取り違えられた男性は訴えを起こし、東京地裁は病院に賠償を命じました。その60歳の男性が、今の思いを語りました。

 男性は、この世に生まれ落ちたその直後、実の親から引き離されました。

 「昭和28年3月30日の生年月日に時間を戻していただきたい。実の両親の話を聞いたとき、『この両親に育ててもらいたかったな』と」(取り違えられた原告の男性)

 育ての親に感謝を示しつつ、原告の男性は60年前の出来事を思います。東京・墨田区にある賛育会病院。訴えた原告の男性は、1953年3月30日の夜、ここで生まれました。その13分後。同じ病院で、別の女性からもう1人の男の赤ちゃんが生まれます。2人の赤ちゃんは分娩後すぐに沐浴を受けましたが、その後、何らかの原因で取り違えられたとみられています。

 福山雅治さん主演の公開中の映画「そして父になる」。病院で赤ちゃんを取り違えられた2つの家族の葛藤を、実話に基づいて描きました。そんな映画のような出来事が、60年前にも起きていたのです。1953年。人々が街頭テレビに夢中になっていた時代に生まれた2人の赤ちゃん。病院で取り違えられ、運命の歯車は大きく狂いだします。

 2つの家庭は大きく経済環境が異なっていました。訴えた男性は本来のA家ではなく、B家で育ちます。2歳のときにB家の父親は死亡。三男も早くに命を落とし、一家4人の母子家庭に。生活保護を受けながら、六畳のアパートで4人暮らし。当時、同級生の家庭に普及しつつあった家電製品が1つもありませんでした。

 「小さいころから、かなり貧しい家庭でした。大人たちから、にらまれたというか。冷たい目で見られ続けていた」(取り違えられた原告の男性)

 原告の男性は家計を助けるため、中学卒業とともに町工場へ就職しました。60歳となった現在も、トラック運転手として働いています。

 一方で、本来B家にいるはずが、裕福なA家の長男として育てられた男性は対照的な人生を送ります。自宅は庭に池がある豪邸。両親が教育熱心だったこともあり、大学進学時まで家庭教師がついていました。A家の4人の子どもは、いずれも私立高校を経て大学、または大学院に進学。取り違えられ、A家に育った男性は大学卒業後、一部上場企業に就職。現在は、不動産業を営み社長を務めています。しかし、三人の弟とそして貧しいB家で育った原告の男性はずっと「違和感」を覚えていました。

 「(B家の)母親に小学生のとき、2、3回言われたことがあるんです。『長男はお父さん、次男は私、お前は誰に似たんだろうね』と不思議そうに(B家の母親が)言っていたのは覚えています」(取り違えられた原告の男性)

 容姿などの違いに違和感を覚えた実の兄弟が、2009年、病院に残された資料などをもとに原告の男性の所在を突き止め、DNA鑑定を行いました。取り違えが明らかになったのは去年のことでした。

 本来、裕福なA家で育つはずだった原告の男性。彼の「実の親」はふたりともすでに他界しています。この両親の損害について裁判所は・・・。
 「一人の子を事故で失ったことに匹敵する重大な損害である」(裁判所)

 一目会うことすら叶わなかった実の親子。

 「(実の兄弟に)会ってから、両親の写真をもらいまして、できれば生きて会いたかったという思い。写真を見ると何か月間は涙が出ましたね」(取り違えられた原告の男性)

 原告の男性は、今もB家で「血の繋がっていない兄」の介護を続けています。東京地裁は26日、取り違いを認め、病院側に3800万円の支払いを命じました。

 原告の男性は自分と取り違えられた男性についてこう語っています。
 「話したこともありませんし、会ったこともありません。彼も取り違えられた被害者ですから、憎いという思いはない。犠牲者ですよね」(取り違えられた原告の男)

 病院側は「対応を検討している」とコメントしています。(27日21:36)
最終更新:11月28日(木)6時30分
↑ここまで------------------------------------------

3年前にあった裁判の判決はどうだったのか、内容を読みました。
 ↓
親子関係不存在確認等請求控訴事件 東京高等裁判所平成22年9月6日判決
http://www.houritsuka.net/case/dna.php

弟らの話によると、A家の母親は生前、長男は、病院で母親が用意した産着と異なる粗末な産着を着せられて母親のもとに連れて来られたと話していた、とあります。
思い当たる事があったから、話をされていたということでしょうか。

長男は、両親に対して冷淡で、
弟3人は本当の兄に似て優しい性格のようです。
長男じゃなかった長男の主張は、
まさかのDNA検査の結果でショックを受けたこと、
娘の就職・結婚にひびくこと、
もしも両親が生きていたら養子縁組してくれたはず、といった内容。

長男として、弟達よりも長く両親のもとで育って来たはずなのに、
家庭環境が同じでもこうも違うのでしょうか。
血というか遺伝子というか、
DNAって、ただただすごいです。

↓以下、一部をざっくり、まとめてみました。
・A家で育った方の長男は、母親の死後、老齢の父親に対して冷たい態度を取っただけでなく、弟3人に対しても冷たい態度を取ってきていた。
母親の遺産分割の際、長男は脳梗塞で認知症になった父親の在宅介護を引き受けると言うので、弟3人が、長男に母親の遺産の大半を取得させたにもかかわらず、長男は父親を老人施設に入所させようとした。
・これに反対して在宅介護を始めた弟3人に協力することを拒絶し、その後、弟3人の要求により在宅介護を分担するようになった後も、十分な介護をしなかった。
・弟3人は、それ以前、母親から産着の話を聞いてもまさかと思っていたが、長男が父親に対しあまりに冷たいのを見て、本当に血のつながりがないから、これほど冷たいのではないかと思うようになった。
・弟の三男は、当時、北海道で勤務していたが、介護のため転勤を希望し、両親がときどき使用していた家に転居して、兄弟と共に父親の在宅介護に当たり、父親の死後もその家に居住している。

・長男は、父親の公正証書遺言にその三男が住んでいる家は長男に相続させると記載されていることを楯にとって、当初、弟の三男に対しその家の明渡しを求めると解される態度を取り、当審に至っても、上記家の時価による買取り又は賃借を求める等述べている。  

↓裁判所からは、長男を諌める内容も。
・裁判所は、父親や弟3人に対する配慮を欠くと感じられる長男の態度が本件訴訟提起の原因の1つにもなっていることを、長男は深く反省すべきであると考える。
・そして、父親の相続財産については、本件訴訟の判決確定後に再び和解交渉が始まる可能性が高いが、
その際には、長男は、利己的な態度を取ることなく、母親の遺産分割の内容その他をも考え併せて、謙抑的な立場で父親の遺産分割協議に臨むことが望まれる。
・また、長男の代理人弁護士に対しても、本判決の意のあるところを汲み、長男に対し、然るべく助言することを要請。



こんな経緯で今に至るようです。
・母親が先に亡くなり、父親は脳梗塞で倒れて認知症に。
 ↓
・長男は、父親の面倒は自分がみるという条件で家や財産を相続することに弟3人も同意。
 ↓
・長男は、父親を施設に入れることにするが、弟3人は、話が違うと揉める。
・結局、持ち回りで在宅介護をするも、長男は協力せず。
・弟の一人(三男)は北海道から異動願いを出して、父親と一緒に住むことに。
 ↓
・父親が亡くなる。
・長男は、父親の遺言状の通りの遺産相続を主張。
・父親の遺産相続に際して、母親の遺産を騙して相続した長男に対し、弟3人は不信感を募らせる。
・長男は、三男に家を明け渡すか賃料を払うように言うなどしていた。
・母親が長男の産着が違っていた話を聞いていた弟3人は長男に対して、
 「血が繋がっているとは信じられない」と思い、DNA鑑定をした。
・鑑定結果は長男は他人の子に認定。
・弟3人が血縁が無い長男兄の戸籍を抜く、相続無効裁判をするも高裁で敗訴。
・弟3人が三年かけて実の兄を探し出す。
 ↓
・病院を訴えて取り違いが認定される。「今回、ニュースになった裁判」

・血縁関係がなかったと判った後も、介護を続ける実の長男。
・実の長男は本来の戸籍に戻す。
・違っていた長男は戸籍を戻さず、戸籍には5人の状態。

60年も経っていたら、本当にどうしたらいいのやら。
戸籍がそのままだと、相続が変ってきますよね。
家を相続しているのだったら、お墓も元長男ですよね?
なんとも複雑で・・・自分がもしも?と思ったらもう絶句です。

そもそも、元長男が親の介護をちゃんとしていたとしたら、
DNA鑑定までしなかったのでは?と思うと、実の両親からの見えないメッセージのように思えて来ました。

実の兄弟でゆっくりした時間を過ごせる日が、
一日も早く来るようにしてあげて欲しいです。
(誰に、とは言えませんけど・・・。)



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by Lisa_cerise | 2013-11-28 19:27 | 気持ち

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