『第65回 正倉院展』へ。

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すっかり正倉院展ファンになった、幼馴染みの友人と私♪♪
毎年、公開される宝物も違うし、
行ける時に行っておこう♪♪ということで今年も行って来ました。

奈良はお隣の県とはいえ、こういう機会でもないと行くこともなく、
1年ぶりの奈良でした。
京都駅からは競合他社がなく、料金も言い値状態の近鉄で。

近鉄奈良駅を降りて、てくてく、ぶらぶら歩く。
これまた気持ちがいいんですよ~。
京都とは全く違う風景が広がっていて、オススメ。

長蛇の列を並んで、ようやく入場したと思ったらまた行列が!
これはイヤホンで説明を聞きながらゆっくりと最前列で宝物を見て回る、
というもので、ここからまた1時間も待つんです。

自由に見ても1時間はかかるというのに、
並びながら、
説明を聞きながら、
人をかきわけながら、
所要時間もどれだけかかることやら。

行く前に予習しておけば十分!と、
今年も自由に見るコースに流れて入りました。

今年、見たいと思っていたもの
『第65回 正倉院展』から。

平螺鈿背円鏡
聖武天皇のご遺愛の品で、螺鈿や琥珀で背面を飾った美しい鏡。
鏡背文様は、大きな唐花文に4羽の鳥がとまり、まわりに小さな花と葉がリース状にめぐる図柄が4組配列されている。赤く見える部分は琥珀、白く光る螺鈿はヤコウガイを用い、地にはトルコ石やラピスラズリの砕片が敷き詰められている。

・こんなにも美しいまま保存されているのは珍しいというだけあって、月日を十分に重ねた渋い色で、思っていたよりはちょっと小さめ。
赤はミャンマー産琥珀、白く光る螺鈿は南海産のヤコウガイ。
敷き詰められた小さな破片は、中央アジア産トルコ石、アフガニスタン産ラピスラズリ、南方のタイマイ。
・鎌倉時代に盗賊に割られてしまった鏡と、それを明治時代に修理した鏡も展示されていたものの、
新しいだけに、重みが感じられず。(奇麗なんですけどね。)
・盗賊に割られたままの鏡は無残にも破片のまま。ちなみに盗賊はこの鏡が銀で出来ていると思い、割って売ろうとしたそう。(この、罰あたり!)

鳥毛帖成文書屏風
聖武天皇が手元に置かれていた屏風の一つ。
6扇で一つの屏風を構成していたうちの今回は第1扇と第4扇が出陳。地の部分は紙地で、奇数扇は緑青を塗り、偶数扇は丹を塗る。文字には日本のキジの羽毛が貼り付けられており、書聖・王羲之の流れを汲むといわれる楷書に近い書体で、君子の鑑戒となる文言が記される。

《記されている文言》
「種好田良易以得穀 君賢臣忠易以至豊」
(種よく田が良ければ 穀物を得やすい 君主が賢く臣が忠義なら 国が豊かになりやすい)
「父母不愛不孝之子 明君不納不益之臣」
(父母は不孝な子を愛しはしない  明君は国に益のない臣下をつかわない)
・今年の正倉院展見学をおとりやめになられた皇太子さま。ご覧になればよろしかったのに・・・。

漆金薄絵盤
仏像の蓮華座のような形をした木工品。岩形の基座の上に華麗な蓮弁を葺き、盆状に作った蓮肉をのせている。蓮弁は黒漆を塗り、外側は金箔を押し、唐花文や迦陵頻伽、花喰鳥、鳳凰、鴛鴦、獅子などを彩絵している。岩座の裏面に「香印坐」という墨書があり、仏前に供える香具の台座であったことがわかる。

・連弁の色彩が鮮やかでとても良い状態で残っている。花びらのようにふんわりと奇麗な形で、こちらは思っていたよりも大きめ。

黒漆塗香印押型盤
・複雑な文様が彫り込まれていて、その彫り込んだ溝にお香を詰めて、裏返して香をたくもの。
今もお寺などで簡単な模様は見ることがあるものの、このような複雑な模様は見た事がない。押型されたものも見てみたかった、と欲張りに。

花喰鳥刺繡裂残片
花枝を銜えた鳳凰を大きく刺繡で表した裂の残片。鳳凰は唐花の上で片足立ちをし、宝相華文の葉のような大きな尾羽を立ち上げている。虚空には散花と蝶が配されている。輪郭や嘴には金糸、瓔珞などには金・銀糸が用いられており、非常に華麗な刺繡裂である。宝庫には同じく華麗な刺繡裂として孔雀文刺繡幡身が伝わっており、ともに天平期を代表する刺繡作品とされる。昭和50年(1975)に染織品整理中の唐櫃から発見された。

・鳳凰の羽の刺繍がそれは美しくて、うっとり見惚れる。あまりにも魅力的で、平台の上からガラス越しにいろんな方向から見たので、これが一番長く眺めていたもの。

伎楽面 太孤父
伎楽は中国の呉から伝わったとされる仮面劇で、奈良時代の仏教法会においてしばしば上演された。伎楽で使用された面は14種23面であるが、宝庫には171面が伝わっている。うち135面が木彫、36面が乾漆製である。本品は乾漆製の面で、表面は黒漆を塗り、顔面には彩色を施している。眉とひげには植毛している。額や目尻、頬にはしわを表しており、老人を表しているかと思われる。

・写真では味わえない面白さがあって、正面に回ったとたん、その場にいた人はついつい小さな声を出す。
(お茶目に笑っている!)

象牙が何とも絶妙な赤色に染まっていた小刀。
・それはそれは小さな小刀。名前を失念。

白石火舎
・5匹のライオンが支えている香炉。
ライオンが背伸びをしていて踵がとてもかわいい。


さてさて。
最後まで見て満喫した!と帰ってはいけません。
次は、チケットにセットでついている、なら仏像館へぜひ!
ここはそれはすごいんですよ!!
国宝や重要文化財の殆どがケースにも入らず、
手の届くところに陳列されているんです。
こんなに近くで国宝の仏像が見られるのはそうないのではないでしょうか。
実は、一昨年まではずっと見ないで帰っていました。
(そういう人が多いらしく、こちらは全然混んでいません。)

ところで。
帰りの近鉄は、京都行きが1時間に1本しかない!ので、
時刻表チェックをお忘れなく。
(あまりお得感のない特急はあります。)

読売新聞 『第65回 正倉院展』記事

正倉院

正倉院の由来


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by Lisa_cerise | 2013-11-10 13:31 | 日本への思い

日本人の心を大切に          ・・・Lisa


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